雨竜沼湿原、南暑寒岳(組織部企画)

当クラブでは、メンバーが様々な部に所属し、クラブ運営を担当しています。
そして、各部では、毎月交代で企画山行を企画しています。
今月は組織部が担当した雨竜沼湿原、南暑寒岳山行でした。
7月の3連休後半に企画されたこの山行は、あいにく天気が微妙な感じでしたが、
登山当日はお天気がなんとか保ちそうとのことで、予定どおりの決行となりました。
前日の夕方に雨竜沼湿原ゲートパーク入りし、そこで1泊、翌日早朝から行動開始と
いう計画です。
テントサイトには、私たちの他にもう1組いましたが、最終的には私たちを含め、
2組のみの利用で、連休半ばにもかかわらず、ひっそりしています。
やはりお天気のせいですね・・・。
普段はあまりご一緒することのないメンバーと山談義をし、
皆さんはテントで、私はマイテントを建てる労力を省力化して、
きれいな南暑寒岳山荘で、眠りにつきました。
翌朝は、出発に備えるため4時前に起床しましたが、朝方は霧雨が降った模様。
どんより曇り空、湿度も高めです。
朝食を取り、5時過ぎにいよいよ出発!
まずは湿原に向かいます。
湿地帯なので、常に割とウエット状態ですが、3連休前半に降った雨の影響で、
沢も増水気味、登山道もウエット気味でした。
1時間ちょっとで湿原入口に到着!
当然ながらまだ誰もおらず、貸し切り状態です。
そして、向かう先の南暑寒岳は、雲の中で見えません・・・。

湿原のお花は・・・・残念ながら期待していたような感じではありませんでしたが、
ちょこちょこと咲いていました。

南暑寒岳に向かうために木道を歩いていると遂に雨が降ってきました。
ちょっと強めだったので、レインウエアを羽織り、ザックカバーも装着して再出発。
雨に濡れた木道が滑りやすく、歩きづらい・・・。
南暑寒岳に続く登山道に入った頃には、雨もやみ、今度は蒸し暑い・・・。
ひとまず展望台から湿原を見てみようと寄ってみましたが、何も見えず、
しかも展望台の木のテラスが崩壊&濡れていて滑りやすく、ここでハプニングが発生しました。
(詳細は省略)
しかしながら、本日の目的は、南暑寒岳ということで、ここからだらだらと続く道を
ひたすら歩きます。
そうこうしているうちにまた雨が強くなり、レインウエアを再び羽織り、ぬかるみを
歩き、時折現れるお花を見ながら、山頂を目指します。
そして、山頂にようやく到着しますが、厚い雲に覆われ、残念ながら展望はなしです。
しかも強風・・・すぐに撤退しました。

復路は雨が降ることはなく、時折陽もさしたりして、期待はしましたが、
一向にこの厚い雲が晴れることはありませんでした。

登るときは全く見えなかったけれど、湿原に下りる途中では、沼が見えました。

ようやく湿原まで戻ってきても、こんな感じです。ちょっとだけ、南暑寒岳が見えるようになりました。
そうでもないか・・・。

本日出会ったお花たち。

帰りはゆっくり慎重に下りました。
お天気はいまいちでしたが、念願の南暑寒岳に登頂できて、満足です!