札幌150峰 星置山、手稲西峰
4月の札幌150峰は、星置山と手稲西峰からスタートです。
この日はアイゼンを付けて歩きましたが、気温が急上昇しているせいか、
雪が柔らかく、時折踏み抜くこともあり、慎重に歩きます。
パチンコ尾根にたどり着いたところで、私のためにメンバーの皆さんが
特別にEP講習をしてくださいました。

ピッケルを使った歩き方、ロープを使った場合の歩き方、滑落停止の練習をした後、
星置山ピークに向けて、再び登山再開です。
しかしながら、私は、この日が久しぶりの登山だったということと、
滑落停止の練習で、予想外に体力を消耗してしまい、その後の急登で全く力が出ず、
一歩踏み出すのがかなり辛い状況までパワーダウンをしてしまいました。
アミノバイタルの力を借りつつ、やっとの思いで分岐までたどり着くと
今度は細い尾根を登って行かなければなりません。

この細い尾根を緊張しながら、慎重にゆっくりと登っていくとようやく星置山山頂に
到着しました。

この日は雲一つない快晴で、山頂からは石狩湾がきれいに見えました。
登ってきた細い尾根を下り、分岐まで戻ってきたところで、今度は手稲西峰に向かいます。
こちらは急斜面を登っていくことになりますが、当初予定ではピッケルを使って・・・と
いうことを想定していましたが、気温が上昇し、雪が水分を含み、柔らかかったため、
ピッケルの出番はなく、そのまま登ることができました。
広い急斜面をトラバースし、ようやく手稲西峰に到着です。

こちらからも石狩湾と定山渓方面の山々がきれいに見えました。
そしていよいよ下山ですが、今回は、冬季オリンピック男子大回転?で
使用された斜面の方から手稲ハイランドスキー場へ下りることになります。
私は、札幌冬季オリンピックを知らない世代なので、実感が湧きませんでしたが、
当時の様子を想像しながら、スロープを滑りました。
ロングコースで、非常に楽しく、これが私にとって今回の登山の一番のハイライトでした。
